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不動産会社に「扱えない」と断られた家の次の一手

公開 2026年9月27日 / 実家の手放し方ガイド編集部

「この物件はうちでは難しいですね」。不動産会社にそう言われると、もう売れないのではと不安になります。

でも、1社に断られたことは「売れない」という意味ではありません。 断られる理由を知れば、次にどこへ相談すればいいかが見えてきます。

不動産会社が断る2つの理由

理由1:物件そのものに売りにくい事情がある

次のような事情があると、一般の買い手を探す「仲介」では扱いにくいと判断されがちです。

理由2:仲介では手間に見合う報酬が得られない

もうひとつは、仲介の報酬の仕組みです。不動産会社が受け取る仲介手数料には上限があり、物件の価格が安いほど報酬も小さくなります。遠方の現地調査や買い手探しに手間がかかる安い物件は、赤字になりやすいのです。

この問題に対応するため、2024年7月から、800万円以下の物件については、仲介手数料の上限を30万円(税込33万円)までとする特例が設けられました。以前より安い物件を扱いやすくなっていますが、それでも積極的に扱わない会社はあります。

断られた理由別・次の相談先

断られた理由次の相談先
価格が安く、手間に見合わない空き家の扱いに慣れた地元の不動産会社、自治体の空き家バンク
再建築不可・共有・事故物件など訳あり物件を専門に扱う買取業者
名義が親のまま司法書士(先に相続登記をする)
需要がほとんどない土地買取業者で値段がつくか確認 → 国庫帰属制度や寄付を検討

買取業者は「断られた物件」の受け皿

訳あり物件の買取業者は、一般の買い手がつかない物件を買い取り、再生や活用をして利益を出すビジネスです。そのため、仲介では断られた物件でも、値段をつけてくれることがあります。

  • 現状のまま、残置物ごと売れることが多い
  • 買い手を探す期間がないので、手放すまでが早い
  • 価格は仲介の相場より低くなりやすい

業者によって得意分野や査定額が大きく違うため、2社以上に査定を依頼して比べるのが基本です。査定を申し込んでも、売る義務はありません。

値段がつかなかった場合

買取業者でも値段がつかない場合は、売却以外の出口を考えます。

  • 自治体の空き家バンクに登録する
  • 隣の家の所有者に譲る
  • 土地であれば、相続土地国庫帰属制度で国に引き取ってもらう

どの出口が合うか分からない場合は、無料診断で目安を確認できます。

参考にした公的情報

この記事は一般的な情報をまとめたもので、個別の事情に対する法律・税務上の助言ではありません。制度の内容は変わることがあるため、最新の情報は記事内の公的機関のページでご確認ください。